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西洋占星術とインド占星術の違いは?それぞれの占いの特徴を解説

占星術に使う道具

星や惑星を利用して運勢を占う占星術には、西洋占星術とインド占星術の2種類があります。しかし、これから占いを始める人は、2つは何が違うのかわからない場合もあるでしょう。そこでこの記事では、西洋占星術とインド占星術の違いを解説します。

この記事を読むための時間:3分

西洋占星術について

西洋占星術とは、紀元前9世紀頃のバビロニアを起源とする星や惑星を利用した占いです。ギリシャや古代ローマでも大きく広まり、ヨーロッパを中心とした最もメジャーな占星術になります。

元々は国家事業の一環として国の未来を占うものでしたが、現代に近づくにつれ個人の人生を占うものとしてあり方を変えます。現代日本においては、個人の本質や才能を占い、人生の目標を叶えたり適職を見つけたりするのに利用する人が多いです。

インド占星術について

インド占星術とは、5000年以上前から伝承される天文学が元になっている占いです。起源には諸説ありますが、かなり古くから存在したと考えられており、現代に至るまでその手法はなくなることなく存在し続けています。

ヒンディー語で「ジョーティシュ」と言い、日本語にすると「光の科学」という意味になります。占いではなく科学と表現するのは、古代では天文学は科学の一種だったからです。光とは人生の進むべき明るい未来を指し、それに向かうための学問という見方をします。

西洋占星術とインド占星術の違い

西洋占星術とインド占星術の違いは、以下の3つです。

  • 採用する星座帯方式
  • 使用する天体
  • 主となる星

それぞれについて解説します。

採用する星座帯方式

西洋占星術とインド占星術では、採用している星座帯方式が異なります。星座帯方式とは、占星術で使用するホロスコープに描かれた星座を区切る基準のことで、星座の位置関係を決める重要なものです。

西洋占星術ではトロピカル方式を使い、インド占星術ではサイデリアル方式を使います。トロピカル方式は、春分点を牡羊座の起点(0度)として考え、そこから30度ずつ星座を区切っていく星座帯です。そのため、地球の自転による歳差運動が起こり、実際の恒星である牡羊座の位置とは異なります。

一方サイデリアル方式は、実際の恒星を元にホロスコープ上の星座を区切る星座帯です。2つの方式では基準となる星座の位置が24度程ズレると考えられており、ホロスコープ自体が変わるので占いの読み解き方にも違いが出ます。

使用する天体

西洋占星術とインド占星術では、使用する天体も異なります。西洋占星術では、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の10天体を使いますが、インド占星術が発展した当時は天王星・海王星・冥王星の3天体は存在しないと考えられていたため、7天体のみでホロスコープを読み解きます。

天体の数が異なると、それぞれの惑星が持つ意味合いも若干変わるので、ホロスコープを読む時も考え方が変わるようです。

主となる星

西洋占星術とインド占星術では、主軸となる星も異なります。西洋占星術においては「太陽」が基本となり、その人の本質や才能を表すと言われています。一方インド占星術では「月」が最も重要な星となり、その人の心や思考を表すと考えられるようです。主軸の星が変わるので、占いにおいて何に重きを置くかが変わります。

占星術の違いを理解して占いましょう

西洋占星術とインド占星術は、惑星や星を利用して運勢を占うメジャーな占星術ですが、2つには違う部分も多くあります。大きく変わるのは、採用する星座帯方式や使用する天体の種類、主軸となる星ですが、これらが変わることによりホロスコープの読み解き方が変わるので占い自体も大きく変わるようです。占星術を行うときは、違いを理解して占いましょう。

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