12月の誕生石「タンザナイト」が持つ意味は?特徴や効果も紹介
1年の終わりを迎える12月の誕生石は、澄んだブルーが魅力的な「タンザナイト」です。この宝石は、夜空のような色合いが神秘的で、古くから、精神的な成長や冷静さの象徴とされてきました。本記事では、タンザナイトの特徴や名前の由来、石言葉が持つ意味や効果について詳しく紹介します。一緒にタンザナイトが持つ魅力を探求してみましょう。
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12月の誕生石「タンザナイト」
12月の誕生石であるタンザナイトは、夜の星空をそのまま宝石に落とし込んだかのような魅惑的なブルーが特徴の宝石です。光が当たる角度によって、ブルー、パープル、グレーと色が変わり、古代から人々を魅了するジュエリーとして愛されてきました。また、高貴でエレガントな見た目から、知的さ・冷静さの象徴とされてきた宝石です。
タンザナイトの特徴
タンザナイトは、1967年にタンザニアで発見された比較的新しい宝石です。見る方向や光の当たり具合によって異なる色に見える「多色性」の特徴を持ち、その時ごとに多彩な表情を見せます。タンザナイトは、モース硬度が6から7であり、比較的硬度が低いため、日常的なジュエリーとして使用する際には、取り扱いに注意する必要があります。
タンザナイト名前の由来
タンザナイトという宝石の名前は、石が発見された国の名前であるタンザニアに由来します。タンザニアの山、キリマンジャロの夕暮れ時の夜空の色が、石の色に似ていたため、「タンザニアの夜」という意味を持つ「タンザナイト」という名前が付けられました。しかし、この名前は、宝飾品ブランドのティファニー社によって付けられた名前であり、正式名称は、ブルーゾイサイトという名前です。
タンザナイトの石言葉の意味と効果
12月の誕生石であるタンザナイトは、「冷静」「高貴」「誇り高き人」「神秘」といった石言葉を持ちます。品のある美しい青紫色が、知性や冷静さといったイメージを喚起させるため、精神を安定させ、冷静な判断力を高める効果があるとされています。
また、タンザナイトは、高貴な精神を育み、自分に対して自信を与える効果があると言われています。そのため、仕事や勉強で成功を収めたい人や、新しいことにチャレンジしたい人におすすめの宝石です。
タンザナイト以外の12月の誕生石
12月の誕生石には、タンザナイトの他にターコイズ、ジルコンという宝石があります。ターコイズは、透明感のない青緑色の色合いを持ち、その色調は空や海のような明るい青から深みのある緑がかった青までさまざまです。「成功」「繁栄」「安全」などの石言葉があり、直観力を高め、成功をつかみ取る力を持つとされています。
また、ターコイズは、悪いエネルギーや災害から身を守るとされ、守護のお守りとして広く使用されています。ジルコンは、無色透明なものから、青、赤、黄、緑、褐色など、さまざまな色があり、特に青いジルコンが人気です。高い屈折率を持ち、ダイヤモンドにも匹敵する輝きを放ちます。
石言葉には「平和」「成功」「穏やかな人間関係」などがあり、その美しい色彩から、心の平和と癒しに寄与すると信じられています。また、宝石を身に付けることで自分の心を落ち着かせることができるため、穏やかな人間関係を築く助けをすると言われています。
美しい輝きを放つ12月の誕生石「タンザナイト」
今回は、12月の誕生石であるタンザナイトについてご紹介しました。タンザナイトが持つ魅惑的な美しさは、持ち主に高貴な見た目と冷静な判断力をもたらすとされています。12月生まれの大切な人に特別なジュエリーとして、「タンザナイト」を贈る場合は、石に込められた意味まで伝えると、より一層気持ちのこもったプレゼントになるでしょう。