6月の誕生石の意味は?パール・アレキサンドライト・ムーンストーン
初夏を迎える6月の誕生石は、「パール」「アレキサンドライト」「ムーンストーン」と3つあります。それぞれ特有の魅力と意味を持ち、6月生まれの人々に幸運と保護をもたらす宝石として知られています。本記事では、それぞれの石の特徴や石言葉が持つ意味、効果について詳しくご紹介します。
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6月の誕生石「パール」
6月の誕生石であるパールは、上品で柔らかい光沢が特徴的な宝石です。「人魚の涙」と称されることもあり、このイメージから冠婚葬祭のいずれのシーンでも身に付けらえる唯一の宝石として用いられています。また、パールの優美な美しさは女性らしさの象徴とされ、身に付けることで、女性の運を向上させたり苦痛や苦難を和らげたりするパワーがあるとされています。
パールの特徴
パールは他の宝石と異なり、貝という「生物」から産出される宝石です。真珠貝が、中に入り込んだ異物から身を守ろうと、貝殻と同じ成分を分泌し、異物を何層にも包みこむことでパールが形成されます。
色合いとしては、ホワイトパールが最も一般的ですが、クリーム、ピンク、グリーン、ブラックなどさまざまな種類があります。古くから品位や優雅さを象徴する存在とされてきたパールは、身に付ける女性の美しさを一層輝かせる宝石です。
パールが持つ石言葉の意味と効果
6月の誕生石であるパールは、「純粋」「誠実」「謙虚」「健康」「長寿」「富」「円満」といった石言葉を持ちます。パールの美しく品のある佇まいは、純粋さと誠実さを表し、持ち主が清らかな心を持てるように助けるとされています。また、貝に守られながら長い年月をかけて命を育むことから、健康や長寿を象徴し、守護としての力が強いとされているため、女性のお守りに最適です。
6月の誕生石「アレキサンドライト」
6月の誕生石であるアレキサンドライトは、「宝石の王様」とも呼ばれ、光の種類に応じて変化する色が特徴的な宝石です。自然光や蛍光灯の下では深い緑色に輝き、ロウソクなどの暖色系の光の下では赤紫色に輝きます。希少性も高く、二面性のある神秘的な宝石として、世界中で愛されています。
アレキサンドライトの石言葉の意味と効果
6月の誕生石であるアレキサンドライトは、「秘めた想い」「高貴」「出発」「情熱」といった石言葉を持ちます。アレキサンドライトは、光源によって色が変化する性質を持っているため、自分の内面にある秘めた想いを表現する石だといわれています。
また、二面性を持つ石としても知られており、二面性を受け入れ、自分らしく生きることを助けてくれる宝石です。神秘的な輝きを持つアレキサンドライトは、創造性、洞察力、直感力を高めるパワーストーンとしての効果もあります。
6月の誕生石「ムーンストーン」
ムーンストーンとは、長石の一種で、無色の石に当たる光の加減により、月光のような青白い輝きを放つのが特徴的な宝石です。「月のパワーを秘めた石」とも呼ばれ、その美しい輝きと、月の神秘的なイメージから、古くから多くの人に愛されてきました。
ムーンストーンの石言葉の意味と効果
6月の誕生石であるムーンストーンは、「幸運」「恋の予感」「健康」といった石言葉を持ちます。神秘的な輝きを持つムーンストーンは、未知のことに対する洞察を深める力を持つとされています。また、夜の暗闇の中で、月明りが行くべき道を照らすように、人生において幸運をつかむ道しるべの役割を果たします。
美しい輝きを放つ6月の誕生石
今回は、6月の誕生石であるパール、アレキサンドライト、ムーンストーンについてご紹介しました。柔らかく上品なパール、神秘的な二面性を持つアレキサンドライト、月光のような青白い光を放つムーンストーン、それぞれの宝石が持つ美しさは、多くの人に癒しと守りをもたらしてきました。
6月生まれの大切な人に特別なジュエリーとして、誕生石を贈る場合は、石に込められた意味まで伝えると、より一層気持ちのこもったプレゼントになるでしょう。