8月の誕生石「ペリドット」に込められた意味は？ 特徴や効果も紹介

暑さが厳しい8月の誕生石は、明るい黄緑の色合いが魅力的な「ペリドット」です。この宝石は、その特有の色合いと爽やかな美しさで知られ、長い間、幸運や富の象徴とされてきました。

「太陽の石」としても崇められていたペリドットという宝石は、一体どのような美しさを秘めているのでしょうか。本記事では、ペリドットの特徴や名前の由来、石言葉が持つ意味や効果について詳しく紹介します。一緒にペリドットが持つ魅力を探求してみましょう。

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8月の誕生石「ペリドット」

8月の誕生石であるペリドットは、爽やかな草緑色が特徴的な宝石です。生命力の強さを表すような濃い緑色をしたエメラルドに比べ、ペリドットの色合いは薄く、一見控えめな宝石に見えますが、光に当たり輝く姿は、朝露に濡れた若葉のような爽やかさがあります。また、夜になってもその輝きを失わないことから「太陽の石」と呼ばれ、いつでも気持ちを明るく前向きにする力があると言われています。

ペリドットの特徴

ペリドットは、オリビンという鉱物の一種で、オリーブ・グリーンカラーとも呼ばれる美しい黄緑色をした宝石です。その美しい緑色から、ペリドットは「癒しの宝石」とされ、心身のストレスを軽減し、エネルギーを活性化させると信じられています。

ペリドットの名前の由来

ペリドットという宝石の名前は、アラビア語で「宝石」を意味する「faridat（ファリダット）」が語源となったという説が最も有力です。和名では、オリーブの石という意味を持つ「橄欖石（かんらんせき）」と呼ばれ、明るい黄緑色に輝くペリドットにぴったりの名前だと言えます。

ペリドットにまつわるエピソード

古代エジプトにおいて、ペリドットには、太陽の力やエネルギーが宿ると信じられ、「太陽の石」として崇められていました。どんな暗闇でも、太陽の力強い光があれば明るくなるように、ペリドットの輝きには、邪悪なものを退け、希望を与える力があると言われています。

ペリドットの石言葉の意味と効果

8月の誕生石であるペリドットは、「希望」「幸福」「平和」「夫婦の愛」といった石言葉を持ちます。ペリドットは、その穏やかな輝きから「癒しの宝石」とされ、身に付けることで、心身のストレスを軽減し、安定した幸福感をもたらすと信じられてきました。このようにペリドットは、心を穏やかにするヒーリング効果を持つとされているため、情欲を抑える力もあり、夫婦の絆を深めるのに役立つと言われています。

ペリドット以外の8月の誕生石

8月の誕生石には、ペリドットの他にスピネルとサードニックスという宝石があります。スピネルには、赤、青、黄、緑など多様な色合いがあり、中でも赤いスピネルはルビーとよく似ています。スピネルの石言葉は「内面の充実」「安全」です。

サードニックスは、瑪瑙（めのう）の一種で、特徴的なストライプ模様を持っており、異なる色が交互に重なっています。石言葉に「幸せな結婚」「夫婦の幸福」「家庭運」「情緒の絆」などがあり、夫婦和合をもたらす力があると信じられてきました。

美しい輝きを放つ8月の誕生石「ペリドット」

今回は、8月の誕生石であるペリドットについてご紹介しました。ペリドットが持つ爽やかな草緑色は、癒しと希望を象徴し、持ち主に安定した幸福感をもたらすとされています。また、古代エジプトでは「太陽の石」として崇められていたように、人生において大変な時でも行くべき道を照らしてくれるお守りとして、人々から愛されてきた宝石です。

8月生まれの大切な人に特別なジュエリーとして、「ペリドット」を贈る場合は、石に込められた意味まで伝えると、より一層気持ちのこもったプレゼントになるでしょう。